2017/04/26 お惣菜屋とOL 第10話/吾平
平凡なOL・楪の毎日の楽しみは、近所の美味しいお惣菜屋さんでランチを買うこと、それから、店主の田島さんに会うこと。
大好きな彼のことをもっと知りたい、その気持ちは日々高まるばかり。
彼のふとした反応や笑顔にドキドキしっぱなしで……?
ちょっとずつ前進していく
じれったい恋に胸キュン&共感100%ラブ!
「じれったい恋に胸キュン&共感100%ラブ!」
いいコピーだ。漫画やグラビアのコピーはこうでなくては。
いいコピーだ。漫画やグラビアのコピーはこうでなくては。
さて。
一話から読み続けている作品。
一話から読み続けている作品。
47歳惣菜屋と27歳OL、年の差25歳のラブストーリー。
最近年の差ものがわりと流行しているが、
先駆けはなんなのかな。
保護者失格とか?ティーンズラブだけど。
保護者失格。一線を越えた夜1(ダイトコミックスTLシリーズ398) (ダイトコミックス TLシリーズ 398)
- 作者: つきのおまめ
- 出版社/メーカー: 大都社
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: コミック
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保護者失格は、叔父と姪の恋愛話。
余談だが、これは相当流行っている。
性的表現を規制し、またクレームを恐れないのなら
今すぐアニメ化してもおかしくないほどの人気だと思う。
今すぐアニメ化してもおかしくないほどの人気だと思う。
年の差漫画といえば、私の中の先駆けは
ヤマシタトモコのLove,Hate,Loveだ。
ヤマシタトモコのLove,Hate,Loveだ。
これはマンションで隣同士になったことから始まる
52歳大学教授と28歳バレエ講師の物語。
おじさん萌え、というものは二次創作ではわりとポピュラーであったが、
ここまでライトに商業に浸透してくるとは想像していなかった。
女子は心の奥では、包容力のあるおじさんに優しく、
時に少々サディスティックに愛されたいのかもしれない。
時に少々サディスティックに愛されたいのかもしれない。
また、実際付き合うとなると年の差、周囲の目、子供、親、健康…色々なことが壁になるが
漫画ならそこはすっ飛ばしてときめくことが出来る。
そういえば大ヒット中の「私の少年」も年の差だな。
恋愛かはまだ分からないが。
あと「恋は雨上がりのように」。アニメ化決まりましたね。楽しみ。
あ、閑話休題。
今回、惣菜屋・田島はOL・楪(ゆずりは)に惹かれつつ、
他人に「(楪の)お父さん」と声をかけられたことで
他人に「(楪の)お父さん」と声をかけられたことで
いくら昔の気持ちに戻ったところで
と現実に引き戻される。
これは「恋は雨上がりのように」でもあった展開だ。
あちらでは、店長の気持ちが若いときめきに囚われる時、
店長の姿も若い青年に戻る描写があった。
店長の姿も若い青年に戻る描写があった。
そういえば「恋は雨上がりのように」も本作も、おじさんはバツイチだな。
バツイチであるとまたお付き合い、結婚のハードルが上がると思うのだが
実は結婚経験あり、という方がストーリーにも幅が出るからだろうか。
「お惣菜屋とOL」は、優しく淡々と進んでいくというか、
少し表現力、ストーリーの盛り上がり、また画力に欠ける気がする。
少し表現力、ストーリーの盛り上がり、また画力に欠ける気がする。
作者の力がまだまだ発展途上な感じがある。
楪のかわいさ、田島の優しさ、お惣菜屋さんとのほのぼのとした日々という設定の優しさなど、魅力も沢山あるので
これからの画力、構成力の向上に期待したい。
10話では少々暗雲立ち込め始めた二人の恋愛を、最後まで見守ります。