漫画のために早退したい

読んだ漫画のてきとう過ぎる備忘録ネタバレ前提。他。

2017/03/31 一人交換日記 14話/永田カビ


comic.pixiv.net

通称“レズビアン風俗レポ漫画”がpixivで話題となった永田カビによる、考察と葛藤にあふれたセキララすぎる日々……!
【続々重版御礼! 小学館よりコミックス絶賛発売中!】 

 


これからどこにどう住むべきか、あらためて考えてください。

 
Pixivコミックにて。
第12話で一旦連載終了したかと思った「一人交換日記」。
気づいたら続編が始まっていた。
今回読んだのは第14話である。
 
永田カビの中で大きな変化というか、混乱が起こっている。
 
実家にいてはダメだ、と一人暮らしをしたものの、
この話で初めて「一人暮らしの淋しさは実家にいる時の非じゃない」と吐露し、
一度実家に帰っていく。


半年以上ずっと、仕事もそれ以外もずっと家に一人でいたら限界になった。

 
うん。それは限界になるだろうね…?
半年以上の孤独とは、基本的に人が好きで構われたい私には想像もつかないが、なんだか自分の形がどんなものかすら分からなくなりそうだ。


座って泣いているだけで一日が終わった。


これめちゃくちゃつらいでしょうね。
私も寝転がって泣いているだけで一日が終わったことがあったが、あれは非常につらい。
ただ泣いているというよりは、頭の中で自責の思考がガンガンぐるぐる暴れている状態なんじゃなかろうか。
つらい。
読んでいるだけでつらいし心配になる。
セロトニンが完全に不足、マイナス状態になっていそうだ。

さて。
永田カビが家に帰ると、今まで冷淡でどこかおかしい、気味悪く描かれていた実家が
今度は永田カビを救ってくれる。
母も家族も、帰ってきた自分を自然に迎えてくれ、ありがたくて涙が出る。


私は実家を嫌いなのか好きなのか心底わからなくなった。


不安定である。
周囲が、自分をはねつけているように感じあんなにも絶望していたのに、
一転それらが自分を温かく受け入れてくれていると感じる。

こういうことは誰にでもありそうだが、しかしこの振り幅は本人もきついだろうなあと思う。
本人も「もう何もわからなくなった」と言っているが、もうとにかく心を休めてほしいと願う。
疲れ切った心情が、漫画からばしばしと伝わってくる。

なので、実家で明らかに心が休まり、なんとも動けない状態から回復し心の体力をチャージできたのはとてもよかったし安心した。
もう、しっかり自分のつらさなりの感情を感じて、使えるものは何でも使ってどんどん楽になるほう楽になるほうへ行ってほしい。

永田カビさんの心が、今日も明日も少しでも平穏でありますように。
次の更新も待ってます。

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